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メモ魔のめもまみれBlog

ブログの名前をすんなり噛まずに言えたなら

【英語】第5文型SVOCの補語の識別

『英語リーディング教本』

現在学習中のリー教こと『英語リーディング教本』(薬袋善郎)の§20で、第5文型SVOC(F.o.R.ではS⑤OC=第5述語動詞型)の読み取り方について書いてあって、けっこう手の込んだ手順を踏んでいることに気づきました。この記事は、現時点で明確な回答は出せていないけど、疑問に思ったことを忘れないためのメモなので、なぜそういう手順を踏んでいるかの理由については触れていません(触れられません)。

まず、英語力の低い自分が、普段適当に英文を読んでいる時に第5文型を識別している方法を書き出してみると、とりあえず「イコールの関係」や「S'P'の関係」(意味上の主語S'と意味上の述語P'の関係)と呼ばれているものを大雑把に適用して判断していることに気づきました。例えば次の例文は『総合英語Forest 7th Edition』(石黒昭博)のp.41に出てくるものですが、

  1. They made me a table. (彼らは私にテーブルを作ってくれた。)
  2. They made me chairman. (彼らは私を議長にした。)
  3. They made the room warm. (彼らはその部屋を暖かくした。)

自分の今の読み方だと、

  1. meとa tableはイコールじゃない(I am a table.はおかしい)から第4文型かな
  2. meはchairmanでイコール(I am charman.)だから第5文型かな
  3. the roomはwarmでイコール(The room is warm.)だから第5文型かな

というように、「イコールの関係」と「S'P'の関係」を同じ意味で使用していて、品詞もそれほど意識せずに読んでいました。これは手順としては簡単なもので以下の2択です。

  • 動詞の後に付いている2つの語で、主語(S')と述語(P')の関係(S' is P')が成立するか判定する
    • 成立するなら述語の部分は補語なので第5文型のSVOC
    • 成立しないなら主語の部分は間接目的語、述語の部分は直接目的語なので第4文型のSVOO

ところがリー教では(というより他の英文法とかもそうかもしれませんが)、まず「イコールの関係」と「S'P'の関係」は別物で、またイコールの関係は「名詞と名詞を比べる場合に限り用いる」とp.11にはっきりと書いてあります。なので(3)の例文の名詞のthe roomと形容詞のwarmをイコールの関係かどうかで比べることはそもそもできないようです。

また「意味上の主語(S')と意味上の述語(P')の関係(S' is P'が成立するかどうか)」の考え方は個人的にはわかりやすくて結構好きなのですが、これについてもリー教では「第5文型のOCの部分にはそういう特徴がある」という説明の仕方にとどまっていて(p.24)、実際の英文解釈の際にはこれを積極的に用いてはいないように見えます。

ではリー教ではどういう手順で第5文型の補語を識別するかというと、p.23〜p.24で例文を使って行われている解釈の仕方をざっくり箇条書きにしてみると、以下のような感じでしょうか。

  • 動詞の後に付いている2つの語で、2つ目の語の品詞が名詞か形容詞か判定する(1つ目は目的語だから名詞)
    • 名詞だったら、イコールの関係にあるか判定する
      • イコールの関係ではないなら第4文型のSVOO → (1)の例文のme ≠ a table
      • イコールの関係であるなら第5文型のSVOC → (2)の例文のme = chairman
    • 形容詞だったら、その形容詞は名詞修飾の働きかどうか判定する
      • 名詞修飾の働きでなければ、形容詞は名詞修飾か補語の働きしか無いので、消去法的に補語に確定し第5文型のSVOC → (3)の例文
      • 名詞修飾の働きであれば、補語ではないので、第3文型のSVO? → このパターンの説明はまだ出てきてない

S'P'の関係かどうかを用いずに、わざわざこういった手順を踏んで判定していることには、それなりの意味(メリット)があると思うのですが、まだこれに慣れなくてつい頭のなかで「S' is P'かな?」と先に考えてしまいますね。このリー教の手順でなければいけない理由の説明が出てきたら、またその時にもメモを残したいと思います。

基本からわかる英語リーディング教本

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