【英語】リー教(F.o.R.)における動詞の分類
現在学習中のリー教こと『英語リーディング教本』(薬袋善郎)の§34「動詞型(その2)」で、動詞の分類の種類について書かれています。この§34のp.42までを読んだ限りでは、動詞は以下の3種類で分類することができそうです(この後まだ出てくるかもしれませんが)。
- 動詞型(①/②/③/④/⑤/-③/-④/-⑤)
- 目的語や補語が付いているか否か(≒働き)という角度から動詞を分類したもの
- 動詞によって使える動詞型が決まっている、また、動詞型に応じて表す意味が限定される
- 辞書の制約に従って、構文を判断し、意味を考えなければいけない
- 動詞の活用(原形/現在形/過去形/過去分詞形/ing形)
- 述語動詞か準動詞かを判断するときの最大の指標
- 活用は表面的な語形の違いを区別したものではない
- 「同じつづりのものをなぜ違う形に分けるか?」という点は非常に重要
- 述語動詞か準動詞か
- 1人1役か1人2役かという角度から動詞を分類したもの
- すべての動詞が述語動詞・準動詞のどちらでも使える
例えば、This is a pen.という英文があって、isという動詞をF.o.R.で分類するとしたら「動詞型は②、活用は現在形、述語動詞」となるわけですね。
そして上記の分類方法を、実際に行った時に動詞から得られる(確定される)情報を書き出してみたのが以下です。まだリー教の途中までしか読んでないため、「活用」のところとかが曖昧です。間違いもあるかもしれません。活用の「裸の過去分詞」あたりはF.o.R.において特に重要そうな感じでこれから取り組む予定(かなり難しそう)。
それにしても、英語では動詞という品詞がいかに重要かがひしひしと伝わってきます。
- 動詞
- 動詞型(≒5文型)
- ①: 完全自動詞
- 何も付かない
- ②: 不完全自動詞
- C: 補語が付く
- ③: 完全他動詞
- O: 目的語が付く
- ④: 授与動詞
- OO: 間接目的語と直接目的語が付く
- ⑤: 不完全他動詞
- OC: 目的語と補語が付く
- -③: 完全他動詞の受身形
- 何も付かない
- -④: 授与動詞の受身形
- O: 目的語が付く
- -⑤: 不完全他動詞の受身形
- C: 補語が付く
- ①: 完全自動詞
- 動詞の活用(≒述語動詞・準動詞を判断)
- 現在形
- 必ず述語動詞
- 三単現のS
- 過去形
- 必ず述語動詞
- 裸のing形
- 必ず準動詞
- 上記以外
- 不明(まだ読んでない)
- 現在形
- 述語動詞か準動詞か
- 述語動詞
- 1役(動詞の働きのみ)
- 構造上の主語を伴う
- 準動詞
- 2役(動詞以外に名詞または形容詞または副詞の働きを持つ)
- 意味上の主語を伴うこともある
- 述語動詞
- 動詞型(≒5文型)
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